初めての方へ

◎初めての方へ
鍼灸とは
 鍼やお灸を用い、陰陽五行の気のバランスを整え、人間が本来持つ、自然治癒力を高める医術であります。
東洋医学では人を始め、この宇宙に存在するすべての物には『気』が存在し、それらを陰陽五行(いんようごぎょう)に当てはめ、この陰陽五行の気のバランスが整っていれば、身体は健康を維持し、崩れると身体に異常をきたし病を発症すると考えています。
 陰陽?とは、影と日向(ひなた)、上と下、右と左、熱と寒、男と女、動と静など、これら相反するものが50%・50%バランスが保たれていれば正常(健康)とします。天秤を思い描くとわかりやすいです。その天秤がどちらかに傾くと病にかかり易くなります。
 そして人体には陰経(肝・心・脾・肺・腎・心包)と陽経(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)という12の経絡が流れています。これらの陰経、陽経のバランスが整うように鍼灸治療を行います。
 五行とは、木・火・土・金・水の5つを指し、木が火を、火が土を、土が金を、金が水を、水が木を生み(相生)、木が土を、火が金を、土が水を、金が木を、水が火を抑える(相克)という関係であり、これらのバランスが保たれていれば正常(健康)とします。
 そしてこの木火土金水のどれか1つ、または複数が弱くなったり、強くなったりすると病にかかり易くなります。
そして、この木・火・土・金・水は身体(木=肝と胆・火=心と小腸・土=脾と胃・金=肺と大腸・水=腎と膀胱)にも、身体を循る経絡、経穴にも配当され、弱い所は鍼、灸で補い、強い所は鍼、灸で抑えるという鍼灸医学の治療理論となっています。

 そしてこれら陰陽五行理論を総合して応用し治療して行きます。


1)鍼術:
  一定の方式に従い、鍼をもって経穴(ツボ)に、接触または刺入し、生体に一定の機械的刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防、治療に広く応用する医術です。治療に用いる鍼は髪の毛程の太さです。また当院ではディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)を使用しますので感染の心配はありません。

2)灸術
  一定の方式に従い、艾(もぐさ)を燃焼させ、またはこれに変わる物質を用いて、経穴(ツボ)に温熱刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防、治療に広く応用する医術です。お灸はお米の半分位のお灸(半米粒大)から小豆大のお灸まで、その症状により使い分けます。半米粒大のお灸は治療後少し痕が残ることがありますが、皮膚の再生により1週間後にはほとんど消えますのでご安心ください。また小豆大のお灸は温かさを感じたら取りますので火傷の心配はありません。


反応及び副作用について
 治療後一時的に色々な症状が出ることがありますが、これを漢方では瞑眩(めいげん)といい効果の現れる証拠とされていますので、心配はありません。また薬のような習慣性や副作用はございませんので安心して治療をお受け下さい。

治療効果と治療回数
 治療効果は一般に急性のものは回復が早いと言われています。慢性のものに関しては体質や日常生活などを変えていかなくてはなりませんので治療を続けて行くことをお勧めします。
 回数としては急性症状に関しては翌日続けて来ていただいたり、1日空けて来院していただき、数回の治療で軽減することが多いです。慢性症状に関しては週に1回の治療を1クール3ヶ月として様子をみていただきます。(症状の軽減により週1回の治療を10日に1回、月に2回などに減らしていきます)

入浴について
 入浴は治療前後1時間位空けてお入り下さい。また灸痕部は強くこすらないで下さい。

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